年の瀬なので本気でスパイスカレーを作った。
スパイスカレーを作る
年の瀬という事で書店に手帳などを買いに行っていた際に、ふと目についたのでスパイスカレーの本を買った。 www.amazon.co.jp
スパイスカレー自体は何度か作ったことがあったが、正直めちゃくちゃ適当なので一度ちゃんとしたレシピを見たかった。 で、読んでみたところこの本がとても良くて本気でカレーを作ってみたくなったというのが今回。
良い点としては、スパイスの分量を大まかにどうしたらよいかの例、どのスパイスを加えたり減らしたりなどの思考も書かれていて大変分かりやすい。 個人的には玉ねぎみじん切りにしなくてもいいんじゃん!と気付けたことが良かった。
今回作るスパイスカレー
いつも作るカレーのスパイスは、オーソドックスにクミン、コリアンダー、ターメリック、チリパウダーを使ったカレーなので今回はそこを外してみた。 フェンネル、フェヌグリークなどの使ったことのないスパイスを入れるが、カレーを作る手順自体はあまり変わらない。
ちなみに、フェンネルとフェヌグリークのスパイスは最寄りのスーパーやカルディになかったのでスパイス専門店まで行って買ってきた。 koushindo.net めちゃくちゃ雰囲気が良いお店で腰が引けたけど、お目当てのスパイスが買えたので良かった。
せっかくの本気のカレーなので、鶏がらスープも自分でとってみることにした。 ここで驚いたんだけど、鶏がらってスーパーで100円で買えるのね…びっくらこいた…
いつもは生のトマトを使っているところホールトマトにしているのは、生トマトが本当に加熱しておいしい品種なのかを考慮したことがなかったからだ。これも本からの気づきだった。僕にはトマトを見極める目はないので、おとなしくホールトマトを使うことにした。
ということで、以下より実際の調理と食レポです。
レシピ(4人前)
香りづけのスパイス
- クミン(ホール) : 小さじ 1/2
- にんにく : 1欠片 (10g)
- しょうが : 1欠片 (10g)
カレースパイス
具
- 玉ねぎ : 1個
- 鶏むね肉 : 2枚
- ホールトマト : 200g
鶏がらスープ(400ml 分)
- 鶏がら : 一匹分
- 水 : 適量
作るぞ
鶏がらスープ
- 鶏がらが浸る程度に水入れ強火にかける
- 適宜水を足しながら2時間ほど煮込んで、 400ml ほどになるまで煮詰めたら完成
カレー下準備
- 塩コショウで下味をつけた鶏肉を焼く
- バットにとって冷ましておく
- にんにく、しょうがをみじん切りに、玉ねぎは繊維に沿ってスライスしておく
カレー本調理
- 油を中火で加熱して、クミン、にんにく、しょうがをきつね色になるまで炒める
- 玉ねぎを加え強火で炒めていく
- 飴色玉ねぎになったらホールトマトを投入して水分が飛ぶまで炒める
- 弱火にしてスパイスを加え、香りが立つまで2分ほど炒める
- 鶏がらスープを加え強火で煮たてた後に、一口大に切った鶏むね肉を投入し弱火で少し煮込んだら完成
完成
所感
とりあえず、美味しかった。
後味が凄くすっきりしているさっぱり系カレーになった。
ただ、美味しかったんだけどいつも作っているカレーより人を選ぶカレーになった気がする。
というのも、フェヌグリークが結構効いていてその香りが苦手な人だとダメかもしれない。
今回のカレーに関しては、フェヌグリークを 1/2 にして辛みでチリペッパーを 1/2 入れたら僕の好みに合うかも。
と、ここまで考えて、もしかしてこれがスパイスカレーを作るってことなのか!と謎の高揚感が湧いた年の瀬だった。